騒音が少ない高効率の小型ポンプ『Disc Pump』を開発した、イギリスの拠点を置くTTP Ventus社と、閉塞性睡眠時無呼吸用の『aerSleep』陰圧閉鎖療法システムを提供する、アメリカに本社を構えるSommetrics社が提携し、配線不要のスリム化した『aerSleep』を開発した。『aerSleep』は最近、カナダで患者向け販売の承認を受けた。
Sommetricsは、正圧を使用する代わりに、喉の外側で真空に引くことが可能な陰圧システムを作成するプロセスであり、喉の組織と舌を前方へ移動させ、これにより気道が開いた状態を保つことができるようになる。病床用真空ポンプならびに配線を使用する計画だったが、従来の正圧システムの大きな欠点があった。しかし、TTP Ventusとの出会いにより、Sommetricsは騒音の少ない小型ポンプ『Disc Pump』が、配線不要なバッテリー稼動の完全統合型ユニットの開発の鍵となる可能性を認識した。こうして生まれたのが『aerSleep』だ。
記事原文はこちら(『medGadget』2018年3月14日掲載)
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