photo : Purdue University
Purdue大学の研究者チームは、シリコンベースのセンサーを備えた最新コンタクトレンズを開発したと発表した。このレンズはグルコースをモニターできるほか、接眼の痛みを緩和し薬剤を送達するのにも使われる。この分野は、グルコースをモニタリングするコンタクトレンズで世界中の開発者から注目を集めている。
Purdue大学の研究者たちは声明で「この技術はグルコース、乳酸園、pH値を継続的に検知することができる。さらに、この機能のおかげで尿病による低酸素症や眼細胞の状態に問題がある人の治療に役立つ可能性がある」としている。
研究チームのリーダーでPurdue大学生体工学・機械工学の准教授Chi Hwan Lee氏は、声明で「私たちは非常にユニークな技術を開発しました。これは薄いフィルムセンサーと市販のソフトコンタクトレンズを組み合わせられるものです。このような現行のヒドロゲルをベースとするコンタクトレンズは、スマートレンズ用の完璧なプラットフォームとして機能します。そこには高度な快適性、生体適合性、長期の装着可能性が備わっているからです。私たちがこれを発見する以前には、市販で利用できるコンタクトレンズに高度な電子機器を組み込むことが課題でした」と述べた。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年6月21日掲載)
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