遠隔医療が日本の病院に進出した。Royal Philipsは日本の昭和大学との契約を結び、昭和大学病院および昭和大学江東豊洲病院での国内初の遠隔集中治療プログラムを開始すると発表した。この新プログラムは症例数および救命数の増加を促進させつつ、死亡率を減少させると期待されている。
「eICUは世界的な救急医療の未来を代表し、治療の提供の形をベッドサイドから一変させるものです」とフィリップス・ジャパンのCEO堤浩幸氏は声明文で述べた。「集約的な遠隔患者支援センターを用意することで、治療を統合・標準化し、ベッドの使用率を最大化しつつ搬送を減らし、ベッドサイドのスタッフを安心させる能力を提供できます。これによりコストを削減しつつも、システム全体の収益、ペイシェントフロー、キャパシティ管理を高めることができます」
これはRoyal Philipsによる初めての病院における遠隔医療ユニットの実施ではない。米国に本社を置くEmory Healthcareと協力して、西オーストラリア州のRoyal Perth病院で新たな遠隔集中治療ユニットモニタリングプログラムを開発した。この提携の一端として、パースに拠点を置く米国の集中治療医と看護師が、ジョージア州アトランタという世界の反対側にいる患者に夜間の遠隔救急医療支援を提供できるようになる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年7月3日掲載)
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