Medtronic社は、長らく業務提携関係にあったNutrino社を買収すると発表した。NutrinoはAIを活用した個人別栄養摂取量分析プラットフォームで、買収額は非公開となる。

今回の買収によりMedtronicは、NutrinoのAIを活用した個人別情報分析システムと食品成分データベースを、自社システムと統合することとなる。Nutrino買収により、メドトロニックの糖尿病患者向けのサービスが特に強化され、Nutrinoの血糖反応予測アルゴリズムが取り込まれることとなる。MedtronicのCGMシステムと統合して運用される。

MedtronicのDiabetes Groupを率いるHooman Hakami執行副社長は、声明で「Nutrinoとその栄養摂取量に関する専門知識を弊社に統合することで、糖尿病治療分野において相当な差別化が可能となり、糖尿病の患者様がもっと思い通りに、より健康に生活できるための援助を加速的に進化させることが可能となります。Nutrinoのチームはここ数年、パートナーとして弊社に多大な貢献をしてくれています。弊社チームに加わってもらえることを大変喜ばしく思います。さらに、両チームが一体化することで糖尿病を患う方々の生活の質を大幅に向上させられると確信しています」と述べた。

記事原文はこちら（『mobihealthnews』2018年11月21日掲載）

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