Omron Healthcareの心電計付き血圧計がFDA(米国食品医薬品局)から510 (k) の認可を取得した模様で、このデバイスはもともと2018年1月のCESで発表されたものである。デバイスはAliveCorとの共同で開発された。これは同時に発表された、やはりAliveCorの心電図テクノロジーを搭載したOmron Healthcareのスマートウォッチ『HeartGuide』とは別製品である。
2018年の発表およびOmron Healthcareのウェブサイトのファクトシートによれば、心電計付き血圧計は、脳卒中の危険因子である高血圧と心房細動の両方を計測する初めての家庭用モニター機器となる。重さは500グラム程度で、計測値を画面に表示し、「Omron Connect」アプリに送信できる(AliveCorのWebサイトによると、同社の Kardia Mobileデバイスも「Omron Connect」アプリと統合できるようになったという)。
Omron Healthcareの社長兼CEOであるRanndy Kellogg氏は、「私たちは常に市場に目を向け、そこに何が、どんなテクノロジーがあるのかを見ており、心臓病による死亡を皆無にするため、私たちのテクノロジーと他のテクノロジーをどう組み合わせることができるかを考えています」と、2018年のCESでデバイスを最初に発表した際に語った。「Omronは、心電図を計測する初めての家庭用血圧計を開発しています。心房細動を抱える方は600万人にも達しており、心房細動のない人と比べると脳卒中を発症するリスクは5倍になっています。AliveCorとのパートナーシップは、心電計付き血圧計というブレイクスルーにつながりました」。
Omron Healthcareによると、この製品は4月15日からOmronHealthcare.comで販売開始となる予定。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年3月21日掲載)
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