ワシントン大学の研究チームは、耳の鼓膜から奥にある中耳腔と呼ばれる部分に液体がたまっているかどうか検査するスマートフォン用アプリを開発した。
研究チームの開発したアプリは、スマートフォンのスピーカーから検査用の音を出し、同じスマートフォンのマイクで拾った鼓膜からの反射音を調べる。診断には、中耳腔に液体がある場合とない場合で反射音の周波数特性が異なることを利用している。
このアプリで検査をしたところ、専門医が専用の器具で検査する精度と同程度の、85%の確率で滲出を検出できたという。
記事原文はこちら(『CNET Japan』2019年5月30日掲載)
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