オックスフォード大学のスピンオフ企業Oxford VRは、AXA HK社と香港中文大学(以下CUHK)とユニークな提携を結び、共通する精神衛生疾患への最先端治療を開始すると発表した。
‘Yes I Can’と呼ばれているこの取り組みは、VRのテクノロジーを用いた画期的な治療を提供することになるだろう。一般の人々やAXA HKの顧客は福利厚生として自由にこの治療を受けられる。この治療はアジアの精神衛生を向上させることだろう。
プログラムの参加者は3〜6週の期間、30分のVRセッションを6〜8回受けられる。このセッションは18歳以上の大人を対象としていて、このローカライズされたバージョンは英語と広東語で利用できるようになる。
この取り組みに先駆けて4月に、AXA HK、CUHK、Oxford VRは共通の精神衛生の問題を扱うために、最新式VRテクノロジーのプラットフォームを用いて、臨床的に実証された実証実験を開始する。こうした精神衛生上の問題には、日常的な生活や仕事の中で、人々が陥る回避性障害、不安神経症、抑鬱症状などが含まれる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年6月17日掲載)
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