糖尿病と慢性疾患に重点を置き、2011年にスタートしたデジタルヘルス企業Omada Healthは、新たに7,300万ドルを調達した。同社はデジタルヘルス業界でレガシーを築き続けるにあたり、既存業界からヒントを得ている。
「自分はいつもOmadaの製品を単なるソフトウェアではなく治療と見なしています」とOmada HealthのCEO Sean Duffy氏は言う。これは当初、彼を同社のソフトウェア部門と結びつけようとしていたパートナー候補の組織から、当惑をもって迎えられた。
「そこで、私はこう言うようになったんです。『実際、奇妙に聞こえますが、これは治療みたいなもの、デジタル療法みたいなものです』と」
「デジタル療法」という用語は、製薬業界とデジタルヘルス業界の双方で一般的な用語となっている。しかし、この用語が正確に意味するところについては、いまだ業界で議論の的となっている。
現在のOmada Healthは、鬱病や不安神経症を患う顧客向けの新プログラムを1月に発表したが、それに先立ち同社は、昨年8月に営業活動を停止したデジタルメンタルヘルス企業Lantern Healthと永久ライセンス契約を締結した旨を発表している。同社はLanternのソフトウェアを自社の既存のインフラに組み入れる予定だ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年7月11日掲載)
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