Kaiser Permanenteが、Samsung製コンシューマー用デバイスに患者用アプリを組み込み、臨床医用のダッシュボードと連動する在宅型心臓リハビリプログラムを導入し、Kaiser Permanenteの患者1,880人の再入院率が全米平均を大幅に下回った。
Kaiser PermanenteとSamsungは、患者用スマホアプリを共同で設計・開発した。このアプリは「Gear S3」などのGalaxy Watchデバイスと連結し、患者が毎日の運動・生活管理・服薬を着実に行えるよう支援するものだ。患者がプログラムを通じてこのシステムを利用すると、スマートウォッチのデータが主治医のダッシュボード上に表示される。表示されたデータを基に、医療チームは遠隔で回復状況を観察し、新たに運動メニューを割り当てることができる。
「今回のプログラムでは心臓リハビリに新たなデジタルファーストのアプローチを採用し、管理権限を患者本人に渡しました」と、SamsungでSVPを務め、医療サービス部門とモバイル・コミュニケーション部門を率いるPeter Koo氏が声明を出した。「プログラムの完遂率は、病院にわざわざ何度も通う必要を強いる外来プログラムより高くなっています」
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年8月29日掲載)
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