新たな調査によると、少数派民族は白人に比べてボディ体積指数(BMI)が低いため糖尿病にかかりやすく、正常なBMI値の人でさえ多くの人が糖尿病を患っているという。
オークランドにあるKaiser Permanente北カリフォルニアのYeyi Zhu医学博士とそのチームは、広範にわたる人種の成人500万人近くから得たデータを分析した。その対象にはこれまで調査の行き届いていなかった、米国の3つの医療保険プランを有する少数派民族グループも含まれている。
調査報告によると、「白人と比較すると、その他全ての人種/民族グループで、特定のBMI値における糖尿病患者の比率が高くなっており、低レベルのBMI値(つまり、痩せすぎ、平均体重、太り過ぎ)については格差がより大きかった」という。
「この研究から、太り気味や肥満の患者をスクリーニングすると同時に、正常なBMI値の少数派民族もスクリーニングされるべきだと思われます。特に高齢者になるほどその必要があるでしょう」とKaiser Permanente南カリフォルニアの上級著者Assiamira Ferraraiga医学博士が陳述書の中で述べている。
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記事原文はこちら(『Medscape』2019年9月25日掲載)
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