911(日本なら119番)に電話したとき、対応した通信指令員が知っておくべき病歴をあなたはわかっているだろうか?薬剤アレルギーや現在服用している薬などだ。
「iPhone」と「Apple Watch」では、本人が選択した場合にこの情報を自動的に指令員に送れるようになる。
ユーザーがこの機能を有効にした状態で911を呼ぶと、Apple(アップル)は指令センターの位置を確認して「Enhanced Emergency Data」(拡張緊急データ)に対応しているかどうかを調べる。これはアップルが数年前に開発したサービスで、救急センターに発信者の場所を伝えるしくみだ。対応していれば、ユーザーのメディカルID情報(「ヘルスケア」アプリで設定する)が救急サービスに通知される。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2020年5月7日掲載)
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