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『mHealth Watch』注目ニュース:Omada Healthのデジタル糖尿病予防プログラム、12か月後の血糖値と体重を改善

Posted by: mHealth Watch , 2020/11/16

『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。
今回注目したニュースはこちら!

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“研究:Omada Health、デジタル糖尿病予防プログラムにより、12か月後の血糖値と体重を改善”

Omada Healthとネブラスカ大学メディカルセンター、およびウェイクフォレスト大学の研究者等によって公表された最新のデータでは、慢性疾患管理会社のデジタル糖尿病予防プログラムによって、12か月にわたって臨床的に意味のある血糖値の低下と体重減少をもたらすことが出来たことが示唆されている。

肥満学会の肥満週間ビデオ会議で発表された要約と、プレスリリースを通じて同社から伝えられた追加情報によると、PREDICTSランダム化対照臨床試験の結果は、2018年に最初に発表され、ネブラスカ州のオマハ広域圏に住む糖尿病予備群が確認された600人近くの成人を登録して行われている。

Omada Healthとその研究パートナーは、今回の実験は、デジタル糖尿病予防プログラムでこれまでに実施された実験の中で、最大かつ最長であると述べている。ただし、同社の代表が語ったところでは、最終的にはOmada Healthが資金提供した研究の全データを、査読付きジャーナルに掲載する予定であるが、まだ「保留中」であるとのことだった。

Omada HealthのCEO兼共同創設者であるSean Duffy氏は声明のなかで、「医療提供者として真剣に受け止められるためには、デジタル企業は、自社のサービスが臨床的に意味のある結果をもたらすことをゴールドスタンダードに沿って証明する必要がある」と述べている。「我々は、持続的で有意義な結果を示すこの規模の試験に投資した、この分野で最初で、かつ唯一の企業であることを誇りに思う」

登録され、ランダム化された599人の内81%が、この実験に最後まで参加した。12か月の平均HbA1c減少は、Omada Healthのデジタルプログラムに参加した人の間で有意に大きかった(-0.23% 対 -0.15%, p < .01)。12か月の平均体重減少(-5.4% 対 -2.0%, p < .01)も同様である。

研究参加者の平均年齢は55歳だったが、研究人口の26%は65歳以上である。同社によれば、デジタルプログラムは、ハイリスクグループでも引き続きメリットを示した。平均HbA1cは、介入グループでは12か月後に-0.28%低下したが、比較グループでは-0.14%の低下にとどまっている(p <.05)。 一方、12か月の平均体重減少は-6.1% 対 -2.1%であった(p <.05)。

「結果は、Omada Healthの予防プログラムの臨床的有効性を明確に示しており、糖尿病予防へのデジタルアプローチのその他の研究と非常に有意に比較できる」と、ウェイクフォレスト大学の准教授で研究の共同主任研究者であるJeffrey Katula氏は文書で伝えている。「我々の研究成果は、サービスのリモート配信が不可欠な時代において、急速に変化するデジタル予防医療の世界における政策決定に確実に貢献するはずである」

今年の初めには、デジタル糖尿病予防プログラムの修正版が低所得の患者にある程度の影響を及ぼしたことの完全な報告書が公表されているが、参加者の半数以上がヒスパニック/ラテン系であった。登録された人の6ヶ月と12ヶ月時点で体重減少は達成したが、HbA1cレベルは一般的に研究の全過程を通して変わらなかった。

記事原文はこちら(『mobihealthnews』2020年11月3日掲載)

※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。

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『mHealth Watch』の視点!

Omada Healthがネブラスカ大学、ウェイクフォレスト大学と進める研究についての報告です。おそらく今後も引き続き長期データを取っていくのでしょう。

このような実験は、2〜3ヶ月程度と短期間のものが多く、今回のように1年単位でデータ収集することは重要です。

なぜなら、2〜3ヶ月とゴールが見えやすい期間が切られると、参加者としては「頑張ってやり遂げよう」とも思うことができます。これが、1年、2年の単位になってくると、実験に参加していることを意識するのは難しくなってきます。

その行動が、日々の生活であって当たり前くらいにならないと続けることはできないのです。

1年経過した段階でのデータから見えることは大きいです。「体重減少はこのままで行けそう。HbA1c減少はもう一工夫必要そう」などがわかれば、次の打ち手も検討しやすくなります。

糖尿病をはじめとした生活習慣病は、基本的には一生付き合っていくものになるので、無理なく年単位で結果を出していくことを前提にしたサービスを目指すことが重要になってきます。デジタルだからこそ可能な支援になるのではないでしょうか。

 

『mHeath Watch』編集 渡辺 武友
株式会社スポルツにて健康ビジネスにおけるマーケティングに関するコンサルティング、一般社団法人 社会的健康戦略研究所の理事として、本質的健康経営の社会実装方法の研究を行う。またウェアラブル機器、健康ビジネスモデルに関する健康メディアでの発表や、ヘルスケアITなどで講演を行う。

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タグ: HbA1c, Omada Health, ネブラスカ大学, 生活習慣病, 糖尿病

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