言語障害や運動障害により音声による会話が困難な人を支援するため、Googleが「視線を使って会話する」ことを可能にするAndroidアプリ『Look to Speak』を開発した。このアプリを使うことにより、発話が困難なユーザーが事前に登録したフレーズを視線で選択し、他者とスムーズに会話することが可能になる。
『Look to Speak』は、音声会話に障害を抱える人のコミュニケーションを容易にするために開発されたアプリだ。2020年初頭からGoogleの研究チームと協力して開発に携わった言語聴覚士のリチャード・ケイブ氏は、コミュニケーションの支援が必要な人と10年以上にわたって関わってきた人物。ケイブ氏は『Look to Speak』について発表したGoogleブログの中で、「私は毎日、人々が日常のニーズや意見、感情、アイデンティティを表現するためのより簡単でアクセスしやすい方法を見つけるために務めてきました」と述べている。
記事原文はこちら(『Gigazine』2020年12月9日掲載)
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