オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、Fitbitの買収計画に関する競争上の懸念に対処するため、Googleが提案した事業案を却下した。
ACCCは6月、合併に伴う問題点をリストアップして公表しているが、その中には、Googleに個人データへのアクセス権が集中し過ぎるという懸念や、ウェアラブル市場での競争の低下などが含まれている。
Googleは、競合他社との間で一定の取り決めをし、健康データを広告に使用せず、特定の状況下では競合他社に健康データやフィットネスデータへのアクセスを許可するという、裁判所に強制力のある約束を提供することで、ACCCの懸念を緩和しようとした。
しかし、ACCCはGoogleの提案に満足せず、この取引について「懸念を持ち続けている」と述べた。その上で、ACCCは買収の調査を継続し、2021年3月25日を新しい決定日に設定した。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2020年12月23日掲載)
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