心臓の健康を監視するスマート便座メーカーのCasana社(旧Heart Health Intelligence)は、General CatalystとOutsiders Fundが主導するシリーズA資金調達ラウンドで1,400万ドルを調達した。また、昨年4月に同スタートアップ企業の220万ドル調達ラウンドを主導した、便座メーカーのBemis Manufacturing Companyもこのラウンドに参加した。
Casanaは資金調達に加え、サイバーセキュリティー・テクノロジー企業Dattoの創業者で元CEOのAustin McChord氏が、同社の新CEOに就任することを発表した。
ニューヨーク州ロチェスターを拠点とするCasanaの主力製品『Heart Seat』は、創業者のNicholoas Conn氏がロチェスター工科大学在学中に開発した。この製品には、心電(ECG)、心弾動(BCG)、光電容積脈波(PPG) センサーが組み込まれており、さまざまな心臓の健康データを収集して、その測定値を内蔵されたWiFiおよびLTEを介してクラウドネットワークに送信する。同社によれば『Heart Seat』のバッテリーは「充電せずに数年」持続するという。これは、このスマート便座を完全パッシブ型健康監視オプションとして確立するうえで重要な要素となる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2021年2月3日掲載)
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