慢性的な便秘の治療のために使い捨て振動ピルを開発した医療テクノロジー企業Vibrant(ビブラント)は、750万ドル(約8億2,000万円)のシリーズEラウンドを発表した。同社はテルアビブに拠点を置き、スタートアップのベテランLior Ben-Tsur(リオール・ベン−ツール)氏が率いている。2007年の創業以来、同社は累計2,500万ドル(約27億4,000万円)を調達した。
3回目で最終となるFDAの試験を実施中の同社は、2022年に米国で事業を立ち上げる計画だ。
便秘の対処法として最も一般的なのが店頭で販売されている薬または処方薬の服用で、これらの薬は排便を促す大腸の神経をターゲットとする。しかし『Vibrant Capsule』は「一度飲み込むと、化学物質を使うことなしに腸壁の自然の活動電位を促進し、リラックスさせ、通じをよくします」と同社は声明で述べた。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2021年3月27日掲載)
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