フェムテックが思ったほど伸びていない理由のひとつとして、フェムテックが全体的にデジタルヘルス投資において小さな割合しか占めていないことだと、Frost & SullivanのReenita Das氏は述べた。2018年のデジタルヘルスへの投資額のうち女性用テック製品が占めた割合はわずか6.64%で、Das氏が分析を行った2013~2020年の中で最高額であった。
一体なぜフェムテックは必要な投資が得られないのだろうか? フェムテック製品のほとんどは女性の支持を獲得しているが、資金を調達するためにはフェムテックニーズへの意識を必ずしも持たない男性が支配的なベンチャーキャピタリストに頼らなければならない実態があるとDas氏は言う。
また、他の課題も挙げた。投資を求める女性設立者への女性軽視や、かつて男性により開発された初期段階のフェムテック製品への不信感などだ。
「私たちはフェムテック市場でムーブメントを起こすことができたのではないかと楽観的に捉えています。女性に特化したベンチャーキャピタルも増えており、このムーブメントへの投資は今後も続くと思います」とDas氏は語った。「でも、まだ主流とは言えません。まだ脇役です」
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2021年8月12日掲載)
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