IMAGE PROVIDED BY JIA ZHU
米ペンシルベニア州立大学の研究者らは、汗に含まれるグルコース濃度をリアルタイムに測定できるウェアラブルモニターを開発した。糖尿病患者は適切な疾病管理のために高頻度な血糖測定が必要となるため、低侵襲で高精度なモニタリング手法が常に求められてきた。
ペンシルベニア州立大学が明らかにしたところによると、今回開発に成功した低コストセンサーは、レーザー誘起グラフェンとニッケル-金合金で構成され、酵素を使うことなく、汗に含まれる極めて低レベルのグルコースを検出することができるというもの。このセンサーには、マイクロ流体チャンバーがあり、そこが汗を吸い込むと、アルカリ溶液が汗中のグルコースと反応し、合金に化学反応が起こることで電気信号が発生する。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2021年10月18日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.