The American Journal of Psychiatryに掲載された小規模な研究によると、Akili Interactiveのビデオゲームによる介入を使用したうつ病の成人は、認知機能を改善し、注意を持続させることができた。

この研究には、軽度から中等度のうつ病と認知の客観的障害を伴う25〜55歳までの計80人が参加した。

介入グループの参加者は、ビデオゲーム療法の使用方法についてスタッフによって訓練された。トレーニングに続いて、参加者は6週間にわたって週5日、5つのセッションを完了するように指示された。

一方で対象グループの参加者は、１週間に最低でも５日間、25分間のゲームを６週間行うことを指示された。両グループの順守については、非盲検研究コーディネーターによって観察され、研究に従って参加者が48時間を超えてアサインメントに取り組まない場合には連絡することとした。

「『AKL-T03（Akili InteractiveのDTx）』を使用した治療は、対照介入と比較して、認知機能全体はもちろんのこと、持続的注意において顕著な改善が見られました。『AKL-T03』は、大うつ病と関連した認知機能障害の治療に効果を発揮する安全なデジタル介入です。治療誘導性の変化における臨床的帰結の理解には、さらなる研究が必要です」と研究者は述べた。

記事原文はこちら（『mobihealthnews』2022年4月12日掲載）

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