サンフランシスコの精密神経学企業であるRune Labs社は、パーキンソン病向けの『StrivePD』ソフトウェア・エコシステムが、Apple Watchを用いたパーキンソン病患者のデータ収集・計測を開始するため、FDA(米国食品医薬品局)から510(k)認可を取得したと発表した。
『StrivePD』ソフトウェアは、AppleのMovement Disorder APIを利用して、Apple Watchからパーキンソン病の震えや運動障害症状を追跡することができる。モーションデータはiPhoneアプリに収集され、患者は自分の症状や全体的な気分、薬の使用状況などをメモすることができる。
パーキンソン病の患者であり、『StrivePD』アプリの開発者であるAura Oslapas氏は、「パーキンソン病の人々が新しい薬を処方されるとき、効くものを見つけるまで飲む量と飲むタイミングを調整することは、長いプロセスになる可能性があります。『StrivePD』は、人々が自分の症状と改善を追跡するのを助け、最適な投薬スケジュールまでの時間を短縮します」と述べている。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2022年6月16日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.