米The Ohio State Universityの研究チームが発表した論文「WiNE : Monitoring Microwave Oven Leakage to Estimate Food Nutrients and Calorie」は、マイクロ波を用いて食品の栄養成分やカロリーをリアルタイムに推定する電子レンジを提案した研究報告だ。電子レンジを使用している際に窓(フロントパネル)から漏れ出るマイクロ波を捉え、その食品中の栄養成分とカロリーを測定する。
実現するために、電子レンジの窓から漏れ出るマイクロ波を捉えて加熱される食品の栄養成分とカロリーをリアルタイムで推定するための無線周波(RF)センシングシステム「WiNE」(Wireless Nutrient Estimator)を開発した。このシステムは電子レンジの誘電特性を利用し、食品に含まれる栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質、水分)の含有率を分類するものである。
記事原文はこちら(『ITmedia NEWS』2022年10月19日掲載)
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