Appleの女性健康調査では、COVID-19の接種に伴って、月経周期が一時的に小幅に長くなることが分かった。

npj Digital Medicine誌に掲載されたこの調査結果は、iPhoneのトラッキングアプリで128,000周期以上を記録した、9,600人以上の被験者を対象としている。88％の被験者がワクチン接種を受けた。

この研究では、mRNAワクチンの初回接種を受けた被験者の場合、ワクチン接種前の周期と比較して0.50日長くなり、2回目の投与を受けた場合に0.39日長くなったことが分かった。Johnson & Johnsonの接種を1回受けた場合、接種前に比べて周期が平均1.26日長くなったことが分かった。

また、研究者らは、接種回数と平均周期長との相関関係が、被験者が接種を受けた月経周期中の相によって異なっていることも指摘した。卵胞期（排卵の準備をしている相）には、いずれのワクチンを接種しても、平均周期が長くなることが分かった。

記事原文はこちら（『mobihealthnews』2022年11月3日掲載）

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