中国の清華大学、上海交通大学に所属する研究者らが発表した論文「Mixed-modality speech recognition and interaction using a wearable artificial throat」は、微小な声もしくは発声障害などできちんと出せない声などを通常の音量の声に変換してくれる人工喉を提案した研究報告である。
この研究では、音声知覚・発声を実現する、喉に貼り付ける薄い小型パッチのようなウェアラブル人工喉を提案する。喉付近の筋肉運動や音声振動を感知し、音声合成に変換することで微小な声でも普通の音量の声として出力する。
有効性を評価するため実験したところ、人工喉は平均99.05%の精度で正しい言葉を検出でき、音声を構成する基本音素や音調、単語を識別して音声認識タスクを実行できることを実証した。
記事原文はこちら(『ITmedia』 2023年3月13日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.