早期診断AIツール開発に向け、米テキサス大学サウスウェスタン医療センターのチームは、「絵画品評の音声パターンから早期の認知機能障害を検出する研究」を行っている。
同研究では、認知機能障害の早期検出における有効性を検証した。被験者は標準的な認知機能評価に加え、絵画作品「The Circus Procession(サーカスの行列)」について1〜2分間の自発的な音声による説明を記録。この音声からは、会話能力・音声運動制御・アイデア密度・文法的複雑さ、といった特徴を抽出する。
本研究において患者の音声記録を取り込むプロセスは10分未満であり、従来の神経心理学的検査より簡単に実行できるスクリーニングツールとして期待されている。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2023年4月18日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.