デジタルヘルスケアプラットフォームと現実世界の従来型クリニックを組み合わせたサービスを提供する、4年前創業のドイツのスタートアップPatient21社は、イスラエルのVC企業Pitangoが主導するシリーズC資金調達ラウンドにおいてエクイティとデットを合わせて1億ユーロ(1億800万ドル)を調達した。
2019年にベルリンで創業したPatient21は、オンライン予約、デジタル病歴参照、チェックイン、請求、保険など、患者体験のほぼ全てをカバーしている。
テレヘルスは近年になって急速に普及しており、それは世界的パンデミックによりさらに加速しているが、Patient21のプラットフォームは注目に値する。同社は米国のCarbon Health社などのようにリモート医療オプションを提供するものではなく、患者管理のために独自に開発したソフトウェア上で、患者をドイツ国内に50以上ある外来クリニックのいずれかに紹介しているのだ。
1つには、現在Patient21のクリニックの80%以上はオーラルヘルスが対象で残りは婦人科か総合診療となっているように、同社が当面は主に歯科に焦点を当てているためだ。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2023年5月22日掲載)
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