スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)などに所属する研究者らが発表した論文「Walking naturally after spinal cord injury using a brain-spine interface」は、脳と脊髄を直接つなぐ「Brain-Spine Interface(BSI)」を提案した研究報告である。脳と脊髄の2カ所に埋め込んだ電子機器により、脳活動から取得した電気信号を脊髄に伝送して刺激を与えることで筋肉を活性化させる。
12年前に事故で首の骨を折って脊髄を損傷し、下半身不随となった40歳のゲルト・ヤン・オスカムさんは、今回のシステムに挑戦し、補助器具を使って歩けるまでになった。
記事原文はこちら(『ITmedia』 2023年6月2日掲載)
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