うつ病と2型糖尿病の間には関連性があることが知られているが、うつ病患者の活動量が低下して生活習慣病につながるのか? 逆に体の不調がメンタルヘルスの悪化につながるのか?は明らかになっていなかった。
この度、遺伝子に着目した新しい研究により、うつ病が2型糖尿病の危険因子になるという因果関係が突き止められた。
イギリス・サリー大学のインガ・プロコペンコ教授らの研究グループは、すでに機能がわかっている遺伝子を手がかりにして疾病の危険因子を調べる「メンデル無作為化」という手法を用いた研究を行いった。
その結果、うつ病が2型糖尿病の発症リスクを高める直接的な原因であることが初めて判明したほか、2型糖尿病とうつ病の両方に寄与する7つの遺伝子変異も特定された。
記事原文はこちら(『Gigazine』2023年9月23日掲載)
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