アリババグループ出身の張振波氏が設立した西安遇測健康管理(Yuce Technology)社(以下:遇測)は、公衆トイレ向けに自動尿検査機能付きの小便器を開発した。事業準備を始めたのは2018年で、19年には第1世代の製品の開発を完了し、21年には量産を開始。現時点では男性用小便器のみを提供し、ショッピングセンターや観光地、高速鉄道の駅など人が集まる場所の公衆トイレに設置している。
遇測の尿検査機能付き男性用小便器は、通常の使用を妨げることなく尿検査が行える。検査項目は、ケトン体やウロビリノーゲン、亜硝酸塩など14項目に及ぶ。利用料をテンセントのモバイル決済サービス「微信支付(WeChat Pay)」で支払えば、対話アプリ「微信(WeChat)」に検査結果が送られる。
記事原文はこちら(『36Kr Japan』 2023年11月14日掲載)
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