インドのスマートウォッチ市場は、突如として変貌を遂げた。年間出荷台数が数億台に達する中、長年にわたって、国内勢がスマートウォッチ市場を独占し、AppleやSamsungのような世界の大企業が存在感を示そうと苦闘するという状況が続いてきた。
しかし突如としてこの分野には、過去に大きな存在感を示したことのない無名のブランドが殺到するようになった。こうしたブランドは顧客の注目を集め始めており、最終的には市場を統合段階へと押し上げると予想される。
Fire-Boltt、Noise、boAtといった国内ブランドがスマートウォッチのシェアを独占し、市場全体の60%超を占めてきた。一方、市場調査会社IDCによると、AppleとSamsungを合わせたシェアは4.5%から2%強に低下し、2023年の出荷台数は110万台となったという。
一方、もともと3%程度だった新規参入企業の市場シェアは、2020年には3~5%、昨年は15~20%と急増している。IDCのウェアラブルデバイス担当シニアマーケットアナリストであるVikas Sharma氏がTechCrunchに語ったところによれば、現在スマートウォッチの出荷量は年間1億3,420万台に達しているという。
記事原文はこちら(『TechCrunch』2024年3月8日掲載)
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