精神障害のリハビリ・デジタル療法を手がける中国のスタートアップ企業千丘智能(Qianqiu Intelligence)はこのほど、睿資創投が主導するエンジェルラウンドで1,000万元(約2億1,000万円)規模の資金を調達した。資金は製品開発と市場開拓に充てられる。
2021年に設立された千丘智能は、仮想現実(VR)技術を使って自閉症児に向けた事前診断からリハビリ、リハビリ後の評価に至る全プロセスのデジタル療法プログラムを提供している。創業者の侍淳博氏は日本の早稲田大学を卒業しており、自閉症リハビリで有名な教授に学んだ。
千丘智能は、リハビリ専門機関と家庭のどちらにも対応可能なプログラムを提供している。最初は医師やリハビリ担当者が主導し、その後は自閉症児の家族が機器を操作できるため、家庭での訓練コストも削減できる。
記事原文はこちら(『36Kr Japan』 2024年4月18日掲載)
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