脱毛症の問題が社会的に注目されるようになり、中国の植毛市場は急速に発展し始めた。人工知能(AI)を搭載した植毛ロボットの開発を手がける磅客策智能医療科技(Puncture Robot)もこのほど、プレシリーズB+で易高資本(Yigao Capital)から数千万元(数億~十数億円)を調達した。
同社の植毛ロボット『HAIRO』は、手と目の動きを統合するAI操作システムとAI認識技術で、毛包の状態を正確に分析してから採取する。1時間当たり1,000回以上の穿刺が可能なため、手術時間をこれまでの約3分の1に短縮できるという。
臨床試験のデータによると、『HAIRO』を使用した手術の成功率と植毛後の定着率は、手作業による植毛の平均水準を超えた。今年初めに中国で三類医療機器の登録申請を出し、海外でも米国食品医薬品局(FDA)と欧州CEマーキングの認証を申請したほか、海外企業との提携交渉も進んでいる。
記事原文はこちら(『36Kr Japan』 2024年10月17日掲載)
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