『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。
今回注目したニュースはこちら!
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“サンスター、歯みがきの習慣が変わる3分間の新提案「未来の歯みがき」ムービー公開”
サンスターは、普通のハブラシに、ハブラシの動きを認識するアタッチメントを装着し、スマートフォンと連動させることで、歯みがきの時間を楽しみにかえる新発想のデジタルデバイス『G・U・M PLAY(ガム プレイ)』の発売に向け、2015年10月19日に、機能紹介ムービーとコンセプトムービーおよびティザーサイトを公開します。製品の発売は2016年春を目指しており、ティザーサイト上でメールマガジンの登録も開始、今後の製品発売開始のご案内や予約受付など、最新情報をメールマガジンでご案内していきます。
『G・U・M PLAY』は、歯みがきを「やらなくちゃ」から「やりたい」に変える新発想のデジタルデバイスとして昨年末にプロトタイプを発表し、様々な反響をいただきました。それらを受けさらに開発を進め、現在2016年春の発売を目指して準備をしております。今回公開する機能紹介ムービーでは、「歯みがきを『やらなくちゃ』から『やりたい』へ」という商品メッセージや、基本機能「MOUTH LOG」と3つの連動アプリ「MOUTH BAND」「MOUTH NEWS」「MOUTH MONSTER」の解説をアニメーションとともに紹介しています。また、コンセプトムービーでは、実際に『G・U・M PLAY』を使用して歯みがきをしながら、「MOUTH BAND」機能で複数の楽器を演奏しているかのようなシーンを表現しています。
プレスリリースはこちら(サンスター株式会社、2015年10月19日発表)
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『mHealth Watch』の視点!
今回の注目ニュースは、サンスターが2016年春の発売を目指しているデジタルデバイス『G・U・M PLAY(ガム プレイ)』の機能紹介ムービーとコンセプトムービーおよびティザーサイト公開のニュースです。
『G・U・M PLAY』は、普通のハブラシに、ハブラシの動きを認識するアタッチメントを装着し、スマートフォンと連動させて、歯磨きの時間を楽しみに変えることをコンセプトに昨年末にプロトタイプを発表して、着々と準備を進め、いよいよ来春の発売に向けて機能紹介ムービーやコンセプトムービー等の提供もスタートさせて、いよいよといった感じです。
『G・U・M PLAY』は、「やらなくちゃ」から「やりたい」に変えるということで、紹介ムービーでは、歯磨きの見える化と記録の「MOUTH LOG」の基本機能と、歯ブラシが音楽に変わる「MOUTH BAND」、歯磨き中にニュースを見る「MOUTH NEWS」、口のなかの菌を退治するゲーム「MOUTH MONSTER」の連動する3つのアプリイメージが紹介されています。
「やらなくちゃ」から「やりたい」に変えるというコンセプトと、アプリのイメージからすると、まだ歯磨きが習慣化できていないお子さんにとっては受け入れやすい、入りやすいイメージです。
しかし、大人の場合には歯磨きはすでに習慣化できている行動のひとつになっています。そのため、すでにこの習慣化できている歯磨きの時間、および行動を上手く活用することで、新しい行動、習慣を増やしていく際の近道になると考えられます。
例えば、「歯磨き+筋トレ」や「歯磨き+英単語」などなど、「スキマ時間」と「歯磨きしながら●●」といったアプローチが成立すると感じています。
健康行動は習慣化してこそ効果が期待できるものです。その際の行動の習慣化のポイントのひとつが、すでに習慣化できている行動と結びつけたり連動させたりすることなのです。
歯磨きという習慣を切り口にした新たな習慣化づくりに、私自身は凄く可能性を感じています。皆さんだったら、習慣化に向けて歯磨きにどんな行動をプラスしたいと思いますか?
『mHeath Watch』編集委員 里見 将史
株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。食コンディショニングアドバイザー。
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