武田薬品は、米国Verily社とパーキンソン病患者の運動症状を測定するVerilyのウェアラブルデバイス『Study Watch』を用いた共同研究の提携を開始した。『Study Watch』によって、継続的なパーキンソン病患者のバイタルサインや運動症状の解析が可能になる。
武田薬品のジャパンメディカルアフェアーズ部長のJovelle Fernandez M.D., Ph.D.,は、「パーキンソン病治療は進歩しており、その進歩には医薬品が大きく貢献していますが、患者さんの治療満足度は未だ低いのが現状です。我々はVerily社と協働し、パーキンソン病で苦しむ患者さんに対する最適な治療方法の選択を手助けできることを非常に嬉しく思います。患者さんの幸せは、我々にとって常に最優先に考える事項です。症状の軽減や、進行を遅らせるための治療中の患者さんへの理解を深めることは大変意義があります。本提携は、患者さんのためだけでなく、最終的に介護者の方々の生活の質の向上にも寄与できると期待しています」と述べた。
プレスリリースはこちら(武田薬品工業株式会社、2018年12月18日発表)
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