『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「
今回注目したニュースはこちら!
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“睡眠と健康領域の新ブランド『Active Sleep』設立 2019年3月18日(月)より予約受付開始”
日本初の「眠りの自動運転」を実現。日本人の睡眠のあり方を変え、働き方改革や生産性向上も目指す睡眠と健康領域の新ブランド『Active Sleep』設立
第1弾 「Active Sleep BED」 「Active Sleep MATTRESS(以下ASM)」「Active Sleep ANALYZER」を発売。2019年3月18日(月)より予約受付開始
パラマウントベッドは、人それぞれに合った睡眠を取ることにより、前向きでアクティブな人生を送るための製品・サービスを総称する新ブランド『Active Sleep(アクティブ スリープ)』を設立します。その第1弾として、「Active Sleep BED(以下ASB)」「Active Sleep MATTRESS」「Active Sleep ANALYZER(以下ASA)」の3つの新製品を2019年3月18日(月)より予約受付開始し、2019年6月1日(土)に発売します。
「日本人の睡眠時間は先進国のなかで最も短い」というOECD調査結果が発表され、“睡眠負債”が話題となるなど、現代社会において「睡眠」への関心が高まっています。一方、価値観やライフスタイルの多様化が進み、企業では働き方改革の機運も高まるなか、当社の調査では、睡眠改善に関しては多くの人が具体的な対策を取っていないということが明らかになりました。そこで、この状況を変えることが睡眠に長く携わってきた当社の使命であると考え、“人それぞれに合った最適な睡眠を取ることにより、前向きでアクティブな人生を送る”という新しい概念を提唱し、ブランドを設立しました。
同ブランドで発売する「ASB」は、睡眠状態を測定する「ASA」を搭載することで、「入眠時」「熟睡時」「起床時」それぞれの睡眠状態に合わせて角度が自動で変化するベッドです。スマートフォンでベッドの操作ができ、背を上げて上体を起こすことで呼吸がしやすくなり入眠をサポートします。入眠時に角度をつけて眠った場合、ユーザーが眠ったことを感知すると自動でゆっくりとフラットな状態になります。熟睡するため必要な自然な寝返りが打てるよう睡眠中はフラットの状態を維持しつづけ、設定した起床時刻に近づくと、眠りが浅くなった状態を感知し自動で背上げをして、心地よい目覚めを促します。
「ASM」は、ユーザーの体を支える6つの部位ごとに、硬さを自在に変えることができるマットレスです。合計23本のエアセルを内蔵し、このひとつひとつに空気を送り込むことで、体の部位ごとに10段階で硬くしたり、柔らかくしたりできるため、100万通りの寝心地を提供します。
ASAは、睡眠中の心拍・呼吸・体動をモニタリングし、専用のアプリで睡眠情報を管理・分析できるセンサです。日々の眠りの採点機能があり、それを記録しつづけることで、体調管理につなげることができます。
当社は、日本で初めて睡眠の状態に合わせてベッドの角度が自動で変わる「眠りの自動運転」を実現しました。
プレスリリースはこちら(パラマウントベッド株式会社、2019年3月18日発表)
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『mHealth Watch』の視点!
今回注目するのは、睡眠の状態に合わせてベッドの角度が自動で変わる「眠りの自動運転」に関するニュースです。
3月18日は、世界睡眠医学協会が定める「世界睡眠デー」で、日本では9月3日と合わせて「睡眠の日」となっています。そのため、3月18日には様々な睡眠関連の情報がリリースされておりました。その中から注目したのが、ベッドメーカーであるパラマウントベッドが発表した、睡眠の状態に合わせてベッドの角度が自動で変わる日本初の商品です。
スマホアプリやマットなどでセンシングして睡眠状態を見える化するサービス、商品はこれまで数多く提供されていました。しかし、睡眠を見える化して睡眠状態に合わせて商品、機器が連動するサービス提供は、少なかったのが現状です。
良い睡眠に向けては、人それぞれ睡眠における主観的な部分が関係していたり、環境も含めて様々なことが影響しているため、ソリューション提案が難しい領域と言われています。
今回の「眠りの自動運転」の新ブランド『Active Sleep』では、睡眠状態をセンシングして、その状態に合わせてベッドでは角度を変え、マットレスでは部位ごとに硬さを自在に変えて、パーソナライズに対応し、専用のアプリで睡眠情報を管理・分析し体調管理につなげるということです。
睡眠には、時間と質が大きく関係しています。睡眠の難しいポイントは、時間と質の他に、本人の主観的な部分が大きく関係している点です。今回の「眠りの自動運転」のソリューションには、データ的な部分と主観的な実感値が合致してくる可能性が高いのではと予感させます。
『mHeath Watch』編集委員 里見 将史
株式会社スポルツのディレクターとして、
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