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『mHealth Watch』注目ニュース:エムティーアイ、『ルナルナ』と国立成育医療研究センターが共同研究を開始

Posted by: mHealth Watch , 2019/06/10

『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。

今回注目したニュースはこちら!
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“『ルナルナ』と国立成育医療研究センターが共同研究を開始”

~『ルナルナ』のビッグデータを活用し、“妊娠のしやすさ”に影響する要素などの解明を目指す~

ライフステージに合わせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』を運営するエムティーアイは、この度国立成育医療研究センターの分子内分泌研究部 鳴海 覚志室長、社会医学研究部 森崎 菜穂室長らのグループと、女性ヘルスケア・ビッグデータ解析における共同研究を開始します。

本研究は、日本医療研究開発機構(AMED)の事業である、女性の健康の包括的支援実用化研究事業(Wise)「プレコンセプションの女性に着目した疾患予防に関する総合的ケア方法の確立」の一環として行われます。『ルナルナ』が保有する月経周期や基礎体温など、女性の健康データを活用し、臨床医学・社会医学の観点から女性のヘルスケア領域における新たな知見の創出を図ります。

◆研究の背景
『ルナルナ』は、サービスに蓄積されているユーザーの月経周期と排卵日のビッグデータを解析し、従来定説とされてきたオギノ式をベースに独自の予測ロジックを確立し、より精度の高い排卵日予測や「仲良し日(妊娠可能性の高い日)」の提供を行っています。現在『ルナルナ』のサービス上では年間約27万人から妊娠報告があるなど、サービスを通じて利用者の妊娠をサポートしています。

 

◆研究の概要
本研究は月経、基礎体温、妊娠経過、出産および出生児の状態の記録など『ルナルナ』に蓄積されているデータのうち、量や質に関して一定基準を満たした最大50万人分の匿名化処理済みのデータについて、国立成育医療研究センターで統計解析、結果解釈、成果公開などを行います。

◆ 研究のポイント・目的
・月経、基礎体温、妊娠などに関する国内最大級のデータを利用し、産婦人科医と医学研究者からなるチームが分析を行います。

・これまで十分なデータがなかった「月経周期は年齢によりどう変化するのか?」「妊娠しやすさに影響を与える要素は何か?」といった女性ヘルスケアの身近な疑問の解明を目指します。

・妊娠経過・出産結果・出生時体格に関して、どのような要素がどう関係しているのか、解明を目指します。

プレスリリースはこちら(株式会社エムティーアイ、2019年5月23日発表)

※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。

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『mHealth Watch』の視点!

今回注目するのは、『ルナルナ』のビッグデータ活用に向けた取り組みに関するニュースです。

『ルナルナ』は、これまでにも利用者から集まる膨大なデータをもとに独自の予測ロジックを確立し特許を取得。利用者のデータをしっかりと利用者のために活用する取り組みを継続的に行うなど、データを活かしたサービス提供が行われている代表的な事例として常にウォッチしています。

ヘルスケアサービス、特に「データプラットフォーム」事業を展開するときなど、集まったデータから他のサービス開発に役立てたり、データを分析しその分析データ自体を他社に販売するなど、これまでにデータを使った事業を計画レベルでは良く目にすることがありました。

しかし、「データプラットフォーム」事業で、計画通りに実現できた国内サービスはこれまでになかったというのが、私の印象です。

「データプラットフォーム」事業が成立しない大きな理由は、データが豊富に蓄積されないというのが大きいと思います。

データが豊富に蓄積されないため、データを基本に次のサービス開発に役立てるというシナリオが崩れてしまったり、分析データの販売というビジネスモデル自体がデータ不足のため成立しないのです。

また、データがある程度蓄積されるサービスを提供しているサービスであっても、蓄積されたデータを活用して、次の展開、次のサービス開発にまで活かせているサービスはまだまだ少ないです。

利用者のデータを小さく見ているサービスはありますが、『ルナルナ』のように独自のロジックづくり、サービス開発を視野に入れてデータ分析しているところはまだまだ少ないです。

ヘルスケアサービスにおけるデータの活用については、まずはデータが豊富に蓄積されるサービスを提供しない限り成立しないのです。そのため、データが豊富に蓄積される仕組みである、利用者に継続してもらえるサービスを提供することが重要になります。

その利用者に継続してもらえるサービスのヒントは、やはり利用者のデータの中に落ちているものです。

利用者に継続してもらえるサービスに磨き上げていくためには、やはり利用者のデータをしっかりと読み取ること、そしてまた利用者にサービスとして提供していく、行ったり来たりを繰り返していくことが、最終的には利用者の継続的な利用につながる仕組みなのだと思います。

『ルナルナ』は、常に利用者に目を向けてサービスを進化させていくためにデータを活かした取り組みを続けていることこそが、人気を集め続けている源泉なんだと感じています。

 

satomi_prof『mHeath Watch』編集委員 里見 将史

株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。食コンディショニングアドバイザー

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タグ: エムティーアイ, ビッグデータ, ルナルナ, ロジック, 国立成育医療研究センター, 研究

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