9月18日から発売になるApple Watchの最新モデル『Apple Watch Series 6』のレビューをお届けする。
多くの方が気になっているのは、「血中酸素ウェルネスアプリ」の存在だろう。いわゆる「血中酸素濃度」を測る機能だ。
使い方は簡単。腕にApple Watchをつけ、アプリを起動して、ボタンを押して15秒待つだけ。この時に手などが動くと正しく計測できないので、机などの上に手を置いて計測すると測りやすい。自分の血中酸素濃度がわかり、iPhoneの「ヘルスケア」アプリに履歴が残る。
ただし、この「血中酸素ウェルネスアプリ」は医療用というわけではない。あくまで自分で健康状態を把握するための「ウェルネス」系機能という扱いだ。医療用のパルスオキシメーターが不要になるわけではない。
以前からApple Watchには「心電図(ECG)測定機能」が搭載されていて、アメリカなどでは利用できていたが、日本では厚生労働省の医療機器認定の問題で、いまだ使えていない。
先日、Apple WatchのECGを実現するソフトについて、医療機器承認の事実が確認された。厚生労働省が「プログラム(ソフト)」として認定する仕組みを整えたことによる。
だが、これが直接的に、「すぐ新製品からECGが使える」という話にはつながっていないようだ。現状アップルからこの件についてのコメントはなく、「これまで同様、当局と密接な連携をして、実現にむけて努力する」という段階だ。
記事原文はこちら(『BUISINESS INSIDER』 2020年9月18日掲載)
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