歯科領域創薬の京大発スタートアップ企業トレジェムバイオファーマ社は、第三者割当増資による総額4億5,000万円の資金調達を実施したと発表した。
調達した資金により、USAG-1中和抗体の非臨床安全性試験と治験用製剤の製造準備を進め、世界初の歯の再生治療薬の研究開発を一層加速させ、2023年度内の治験開始を目指す。
一般的な歯の治療法である義歯やインプラントの人工歯に対し、抗体製剤(注射薬)など医薬品による自己歯の再生は根治的な治療法となりえる可能性があり、同社は、同研究で得られた中和抗体を新規医薬品として上市を目指すとしている。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2022年3月9日掲載)
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