住友ベークライト社とミツフジ社は、体動ノイズを大幅に減少させるウエアラブルセンサーの開発に成功。これにより、従来困難とされてきた運動中の心拍波形を正確に取得できるようだ。
ウエアラブルデバイスの多くは“体動に起因したノイズ”の影響を受けやすく、高精度のバイタルデータを日常的に取得するのは難しいとか。そこで、ミツフジの銀めっき導電性繊維「AGposs」と、住友ベークライトのシリコーンゴム「DuraQ」を組み合わせ、体動ノイズを大幅に減少させるウエアラブルセンサーを開発した。
同センサーは、日常生活で違和感なく着用できる汎用性の高いデバイスとして製品化できると期待されている。体調変化の早期発見はもちろん、これまで困難だった日常生活の高精度なバイタルデータの取得および活用、アスリートのパフォーマンス時のコンディション管理など幅広く活用できるだろう。
記事原文はこちら(『TECHABLE』 2022年6月2日掲載)
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