10月16日（火）〜19日（金）の4日間、幕張メッセにて「CEATEC JAPAN 2018」が開催されました。（主催：JEITA、CIAJ、CSAT）

「CPS/IoTを活用し、あらゆる産業・業種による「共創」を基本としたビジネス創出と、技術および情報交流などを一堂に会する場」となるCEATEC JAPANですが、毎年ヘルスケアをテーマとした展示もいくつか見ることができます。

mHealth Watchで取材した中から、3例ご紹介します。

「AGEs Lab 生活習慣チェック」／シャープライフサイエンス

体にある老化物質のひとつAGEs（最終糖化産物）を非侵襲装置『AGEsセンサ』にて測定し、年代ごとのスコアを表示してくれるサービス。すでに一部の病院や薬局、コンビニエンスストアなどに導入されている。3ヶ月に1回程度測るのが望ましいとのこと。

 

 

「口臭リスクを可視化するアプリ『RePERO』」／ライオン

お口のケア用品を多数てがけるライオンは、自分で気づきにくい口臭をスマートフォンで撮影するだけで可視化してくれるアプリ『RePERO』の開発中のサンプルを公開した。アプリでは撮影による判定後、口臭ケアやオーラルケアに関する情報を提供していく。

 

 

「健康管理サービス『ともけん』」／三菱電機インフォメーションシステムズ

『ともけん』は、従業員やその家族が健診結果の全体像を1画面で見ることができるサービス。そこに体組成計や血圧計、ウェアラブルなど、Appleの「ヘルスケア」やGoogleの「GoogleFit」に連携するデータをすべて取り込むことができるため、日々のデータ管理も行うことができる。そのデータを活用したウォーキングイベントなども設定可能。企業や医療従事者に必要なデータだけを見せられるなどの機能も備わっている。

（取材：渡辺武友）