9月某日、Google Tokyoオフィスで報道、バイヤーなど関係者向けに開催された新製品発表会にmHealth Watchも参加してきました。
当日はこのイベントのために来日したFitbitのディレクターであるSteve Morley氏からの新製品の説明、質疑応答が行われました。(取材・文:渡辺武友)
3機種を同時発表、充実のラインナップ
Googleに加わってから初となる、2年ぶりのスマートウォッチの発表です。
今回のラインナップはエントリーモデルとなるトラッカー『Fitbit Inspire 3』、フィットネスにフォーカスしたスマートウォッチ『Fitbit Versa 4』、健康増進にフォーカスしたスマートウォッチ『Fitbit Sense 2』の3製品。
『Fitbit Inspire 3』は、特に若い世代にターゲットを絞られたモデルです。
パンデミックの影響により、生活も考え方も変化したことにより、若い世代から自身の状態を見える化することに価値が生まれています。
『Fitbit Inspire 3』は、24時間心拍トラッキングしながらも10日間バッテリーが持続します。価格は12,800円(税込み)。
『Fitbit Versa 4』は、健康を第一に考える人をターゲットとしたモデルです。
特にプレミアムサービスを活用することで、今、運動すべきか、休息すべきかと言った、体にとってベストな選択を提示してくれます。
GPSが備わり、6日間バッテリーが持続します。近い将来Google Mapが搭載予定とのこと。価格は6ヶ月のプレミアムサービス(Premiunメンバーシップ)が付いて27,800円(税込み)。
『Fitbit Sense 2』は、ヘルスケアをライフスタイルの中心とする人をターゲットとしたモデルです。
ストレス管理に優れていて、心拍、心拍変動、皮膚温度をモニタリングし続けることで、異常値があればすぐに知らせてくれます。
『Fitbit Sense 2』もプレミアムサービスと組合せることで、睡眠プロフィールを10ポイントから比較していくことができます。
6日間バッテリーが持続し、価格は6ヶ月のプレミアムサービス(Premiunメンバーシップ)が付いて32,800円(税込み)。
豊富なアクセサリー展開
今回のモデルでも、追加セレクトできるアクセサリーがインフィニティ、スポーツ、プレミアムホーウィンレザー、ヴィーガンレザーなど豊富にラインナップされていました。
ブラザーベリーによるデザインのバンドが年末に登場します。
Googleとのシナジーは?
今回、久しぶりにFitbitの発表イベントに参加しました。参加者の皆さんが気になるところが、Googleファミリーになったことでのシナジーはどうなるか?
今回の発表ではGoogle Mapが搭載されることだけでしたが、明確には答えていませんでしたが、いろいろ計画している様子でした。
すでに発表されている「Google Pixel Watch」に関して、新たなバーチャル発表が10月に行われるとのこと。「Google Pixel Watch」には、Fitbitのノウハウがかなり活かされているようで、こちらも注目していきたいと思います。
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