何日も、何週間も繰り返して使用される簡単なクイズ問題を出題するゲームアプリがスタッフの教育ツールとして、全米の医療機関で人気を集めつつある。
『Qstreams』という、ハーバードメディカルスクールで開発されたアプリは、3~5分で回答できる簡単なQ&Aに回答することで、実地での行動を強化することに力を入れている。同社幹部によると「時間を空けてテストする」方法は知識の保持力を170%アップさせることが示された、と述べている。
マサチューセッツ州を拠点とする会社Burlingtonの創業者・CEOのDuncan Lennox氏は、「これは医者向けの『ジェパディ!(アメリカで放送されている人気長寿クイズ番組)』だ。当社では、これまで一般的に教えられてきた方法は、実は効果的でなかったと認識するに至った。従来の方法では記憶が形成されなかった」と述べている。
Lennox氏の、もっと良い方法、とは端的に表わすと「繰り返しの努力」である。同僚とクイズの結果を比較することで、さらに挑戦する。クイズはユーザーの利便性に応じて携帯端末のほか、パソコンからもアクセスできる。クイズが終了するとスコア一覧が表示され、次のセッション用に問題が修正される(質問が2回正答されると、別のものに置き変わる)。
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