モバイルヘルスアプリは、消費者教育の面で重要な役割を果たしており、より健全かつ責任感のある食品業界を生み出す可能性がある。多くの消費者がスマートフォンを使って自分の健康をモニタリングしているほか、自身の医療記録や治療に対して管理できるようになっており、食品メーカーや事業者にも同様の透明性を求めている。
これらを行なうために明らかな方法は、スマートフォンやタブレットを活用すること。しかし、世界最大の食品製造コミュニティーはまだこの使命を重要視していない。ドイツの企業、Research2Guidanceが著した『mNutrition App Strategy』レポートでは、いま世に出ているアプリの41%は、ゲームやエンターテイメント関連であることが明らかになった。同レポートでは、わずか11%が健康・フィットネス関連であるのに対し、17%はレシピ中心となっている。一方、中小のデベロッパーや食品企業は、「消費者が自分の消費行動を個人仕様にできる本当の栄養アプリ」を提供している。
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