ジョージア州のある企業が、生命に関わる兆候をモニタリングするソリューションでモバイルヘルス市場に参入している。これはベッドやイスのマットレス下部に取り付け、患者との接触は必要としない。
Sensiotec社の『Virtual Medical Assistant(VMA)』は、「本来の意味で遠隔、非接触型」のソリューション、とされている。これは「Ultra-Wideband(UWB)」という、軍によって開発された低出力レーダー技術を使ったバンドで、患者の生命に関わる兆候を検知するもの。同社幹部によると、UWBはイオン化放射を一切発しないほか、時間的、空間的な解像度を作り、固形物や体細胞をモニタリングできる。低消費電力で、既存のナローバンドにも対応している。
アトランタを拠点とする同社の創業者兼CEO、Robert Arkin氏は、「他のモバイルセンサーが実現できないニッチな部分をVMAは埋められる。ウェアラブルセンサーや身体に装着したセンサーは、外れてしまうことがあるほか、身体を動かすことで干渉されたり、場合によっては破損してしまう。VMAなら患者に接触することも意識されることもなく、データを取得できる」とコメントした。
記事原文はこちら(『mHealth News』3月24日掲載)
http://sensiotec.com/
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