Augmedix社(サンフランシスコ)は、医師向けに『Google Glass』で治療記録を作成するサービスを開発している。 同社は先週、DCMとEmergence Capital Partnersが主導するラウンドで320万ドルを調達した。その他の投資家にはGreat Oaks Venture Capital、Rock HealthのLP(Kleiner Perkins, Mohr Davidow Ventures, Aberdare)、そのほか多くのエンジェル投資家がいる。Emergenceは以前、DoximityとWelltokに投資したほか、Great Oaksは Healthtapの投資家でもある。
2012年に設立されたAugmedixの現在の従業員数は36名である。同社CEO兼共同設立者Ian Shakil氏はMobiHealthNewsに対し、Augmedixソフトウェアはすでに「5本の指に入る国家的な医療制度」のひとつを含む「多くの機関」で採用されているという。
Shakil氏は、「当社は、ヘルスケアで最大の痛点のひとつに取り組んでいる。医師は1日の30~40、ないしは50%をEHRを記録するためにコンピューターに向かい合っている。実に一所懸命に情報を入出力している」と述べた。「医師はこれを患者の目の前ですることがある。後ろを振り返っては、キーボードをタイプする。患者が診察室を去ってからもタイプ、タイプ、タイプが続く。動物に餌をやっているようだ」。
Shakil氏は、Augmedixは外来担当の医師の時間を取り戻す手助けをし、患者に接する時間を多く持てることで、患者との総合的な体験を向上させる、と発表した。
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