バイオ医薬品企業Opko Healthの戦略投資部長Les Funtleyder氏によると、同社はイスラエルのスマート吸入器企業Inspiro Medical社を「8桁の低い方の」金額で買収した。同社は、Inspiroの持つInspiromatic technologyを、近々発売予定のアプリと連係した吸入器の開発に利用する予定だ。吸入器の用途は、新たなぜんそくや慢性閉塞性肺疾患 (COPD)、のう胞性繊維症の治療薬と組み合わされる。
OpkoのCEO兼チェアマンPhillip Frost博士は、「Opkoの成長している製品ポートフォリオに、この次世代の吸入器を加えることができて嬉しく思う」と声明で述べている。「当社はこの革新的デバイスが、ぜんそくやCOPD、のう胞性繊維症、その他の呼吸疾患の治療法の改善において、重要な役割を果たすことを期待している。当社は、これらの疾患に対して新たな硫酸化二糖薬の吸入テストのために、Inspiromaticデバイスを使うことを計画している。もちろんInspiromaticは、開発中の新吸入薬と同様に、現在利用されている標準タイプの吸入器に対応した、その他の薬品の治療結果も改善できると考えている。今回の買収は、より効果的な治療法を必要とする、大きな市場に対応する新製品の開発、という当社の戦略に適している」。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』4月17日掲載)
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