今週、米国テレメディスン協会で発表されたふたつの提携は、提供者スペースにおけるキオスクの可能性を示している。
HealthSpot社がCleveland Clinic、Kaiser Permanente社とともに進めるプロジェクトは、オハイオ州のテレヘルス会社Dublinに対し、(非従来型ヘルスケア環境と呼ばれる場において)提供者と患者の診療室外の接続を推し進める大きな足がかりを提供するものだ。8×5フィートのキオスクは、プライベートビデオ会議ベースで医師との対話をユーザーに提供できる設計で、診断ツールと電子医療記録を備えており、また、大規模なビジネスエリアやショッピングエリア、公民館や大学、病院、さらには救急科まであらゆる場所に置かれることになる。
HealthSpotのマーケティング副社長Lisa Maughan氏は、「重要なのは、医療サービスへの容易なアクセスを消費者に提供することだけでなく、患者が医療を必要としている時と場において、医療提供者に対し、従来の自分の患者や新しい患者になるかもしれない者とのつながりを持つ機会を提供することでもある」と発言。「キオスクを利用することで、患者は待合室で待たずに済み、対面の診察を必要としない病状には迅速なケアが提供され、医師は時間を節約してもっと重篤な患者に集中できるようになる」。
HealthSpotとCleveland Clinicは、さまざまな場所にHealthSpotキオスクを設置するための共同事業を立ち上げる計画を発表した。ふたつの組織は昨年5月にパイロット事業を立ち上げ、地元の3つのファミリーセンターにキオスクを設置。キオスクは、患者から全体で93%の満足度を得ている、と会社の役員は述べた。
記事原文はこちら(『mHealth News』5月20日掲載)
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