メディケアにかかる費用のうち、常時診察可能な医師が不在のため特別養護老人ホームから病院へ移され、不必要な入院を続ける人にかかる費用は、年間で10億ドルを超える。
テレメディスン(遠隔医療)の活用によってこのような入院を減らし、それに伴う費用を軽減できるかどうかを確かめるために、マサチューセッツ州のHealth Affairsによって管理下試験が行なわれた。
試験に際して、養護ホームにテレメディスン技術が導入された。テレメディスンは、24時間医師によるビデオ診察を受けられ、電話だけでは不可能な視覚的な診察により、様々な診断を可能にする技術。
11の養護ホームが試験に参加した。いずれも、平均的な評価に比べて質の悪いとされている養護ホームだった。これは、スタッフの数に対して入居者数が多いなどといった要因によるものだ。
結果的にはかなりの金額が節約でき、入院と関連した感情的なストレスも軽減できることがわかった。
記事原文はこちら(『mHealthWatch』6月4日掲載)
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