遠隔医療と電子カルテを結びつけようという機運はますます大きくなっているが、今週AMC Healthが、その製品群をEpicと統合した際、その勢いはさらに大きくなった。
AMC HealthとEpicは、遠隔医療テクノロジーと、電子カルテシステムに保存された患者データ間のギャップを埋めようとする、より広範囲な試みの一部である。例えば、American Wellの遠隔医療プラットフォームが、Allscriptsの電子カルテとうまく連動できるよう、AllscriptsとAmerican Wellは、その製品群を統合した。
同様の課題を担い、AMC HealthとEpicとのパートナーシップは、国内最大の遠隔医療プロバイダーのひとつとなり、市場をリードする電子カルテベンダーは、AMC Healthの遠隔医療プラットフォームからのデータを、より簡単にEpicの電子カルテに付け加えることが可能になった。その逆もしかりである。
こうした動向の支持者たちは、これらの協定が、臨床医がより関連の深い患者情報、特に家庭の健康モニタープログラムやウェアラブルデバイスから収集された生体データにアクセスすることにより、電子カルテの適用をスピードアップさせることを願っている。また、それだけでなく、このような統合が、遠隔医療の使用を推進することも望んでいる。遠隔医療の使用は、プロバイダーのネットワークがまず電子カルテを適用する、というところで遅れをとっているからだ。
AMC HealthのCEO、Nesim Bildirici氏は、「この協定はワークフロー効率をより良いものにし、看護者たちがEpicの電子カルテで患者の物語にアクセスすることを可能にする」と説明している。
記事原文はこちら(『mHealth News』6月26日掲載)
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