最近のリサーチャーの発表によると、スマートフォン向けにラインナップされている健康管理アプリのニューフェイスは、ストレステストアプリかもしれない。
先週、シカゴで開催された「ICE/ENDO 2014」、国際内分泌学会で新たに発表された研究結果によると、簡単なチューブ、ソフトウェアと唾液サンプルで、医師だけでなく、誰もがストレスホルモン、コルチゾールのレベルを計測できる、としている。
この調査の主任でもあるユタ州マーリーのIntermountain Healthcareの糖尿病・内分泌科部長のJoel Ehrenkranz医師は、「我々はスマートフォンを持っている人なら誰でも、迅速、簡単かつ安価に唾液内のコルチゾールレベルを計測できる手法を考案しました」とコメントした。
Ehrenkranz医師がReuters Healthの取材に応えたところによると、米国の民間試験機関では、唾液中のコルチゾール量の定量化検査の実施に最大50ドルが請求され、結果が提示されるまでに1週間ほどかかる。一方、スマートフォンの検査では、検査費が5ドル以下で、約10分以下で結果が出るという。
「米国の一部や、世界の他の地域でコルチゾールを計測する施設がないところでも、この必要不可欠な診断検査が受けられるようになるのです。また、唾液内のコルチゾールをこのテクノロジーで計測することで、個人が各自の生体ストレスレベルを簡単かつ安価にモニタリングできる方法を提供できます」とコメントしている。
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