マサチューセッツeHealth研究所の新しい研究によると、マサチューセッツ州で医療を提供する企業は、健康についての情報技術を採用し、データのやり取りやデジタル化に向けて顧客サポートに取り組んでいる。
この研究により、マサチューセッツで初期治療を行なう96%と医療関連組織の約80%が、電子健康記録システムを利用していることが明らかになった。医療を受けている人の50%は、ヘルスITを利用して直接医療提供者とコミュニケーションを取り、試験結果、処方の更新や診療予約を確認する。
この調査対象者の87%は、患者情報をシステム上でデータ共有する必要があるとすれば、Mass HIway(マサチューセッツ州の健康情報ハイウェイ)やCommonwealth’s statewide HIE(州のメディケイドプロバイダー間の患者カルテなどの医療情報を交換するためのシステム)上で、健康記録を共有することに賛成だった。84%は、情報は安全な通信を介して送信し、医療提供者は情報の安全性に責任があることを知っているHIway上でデータ交換することを支持している。
一方で、69%はプライバシーおよび情報の安全性に懸念を示した。
Massachusetts Technology Collaborative社CEO・Pamela Goldberg氏は、「健康に関する情報技術の採用を促進することは、マサチューセッツ州にとって国のモデルとなるために重要です」と報道発表で述べた。「ヘルスITは医療の実践、調整およびコストに影響を与え、この研究が示すようにCommonwealthはEHRとHIEの採用により顕著に進行し、私達もさらに仕事が前進することを楽しみにしています」。
記事原文はこちら(『Healthcare IT News』7月18日掲載)
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